新プロジェクト管理の方法と
従来いわれているプロジェクトマネージメント、システムズエンジニアリングとの関係の見解
江崎通彦 

Feb.2006時点最新版(これで決め手となる説明ができた)・・DTCN/DTC手法を使うことにより
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Jan.2005→ Nov.5 2006 改定補足 時点でのコメントは下記のとおり
要するに
・プロジェクト管理は、手順、体制、スケジュールを管理する方法である

・システムズエンジニアリングは「もの・システム」の構造構成とそれの保証条件(ミッションサクセス、コスト、信頼性、整備性、安全性などを保証する手順ではない構造を)扱うエンジニアリング方法である。

・したがって、システムズエンジニアリングを具体化する手順が、プロジェクト管理であり、その中身を構築する(たとえば、ミッションを達成するために、机を4本足にするか1本足にするのかの手段構造を創り、比較、評価、選択する)のがシステムズエンジニアリングとなる。

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以下Jan.2005時点のコメント


最近(2004年)現在、プロジェクト管理の方法があれば、何でもできるような流行になっています。
しかし、そのプロジェクト管理の方法のバイブルといわれるPMIのPMBOK(日本語版あり)を読んでもよくわからないという人が多く現れてきています。

その問題を解決するため、人によって、視点の違い、表現、言葉の違いはあるのではないと考えられるが、ここで、「知識を知恵にかえる方法」とベースを同じくする「新プロジェクト管理の方法」の開発者の視点から見ますと、次のようなことが言えます。以下項目的に説明をしていきますと

1. 今の所、PMBOKに書いてることで、ものごとのすべての実現手法が代表されるように解釈されている、「プロジェクト管理」の方法は、どちらかというと、プラント、建築、土木系の方たちが中心となって、まとめてこられた、「どのような手順で、何を具体するか」の手順系を中心にしている「創造の手法」の手法と解釈すると解りやすいと思われます。

2. これに対して、システムエンジニアリングの方法は、「何をどのような構造構成にするか」の「ものシステム系」、の「創造の手法」と考えることができます。

この方法は、防衛システム、武器システム、宇宙開発の複雑で信頼性があるものシステムを創りだす分野から発達してきたもので、手順よりも「何を」の中身構造を創りだすことに焦点を置く方法として発達してきた「創造の手法」ということができます。しかしこのような創造作業をしようとすると、手順系で発達してきた、通常言うプロジェクト管理の方法と全く同じ手順もしくは、ほぼ同等の手順を使うことが、必須条件となってきます。

結論から言うと、これらを結合し統合した方法があったほうが望ましいとも言える世の中の現状です。

3. もっとわかりやすく別な面からの説明をすると、機能を表す「・・を・・する」という言葉についていうと、同じ言葉でも、手順機能を表すための、「・・を・・する」(たとえなコップに水を注ぐ)という言葉と、ものの構造・構成機能を成り立たせるための、「・・を・・する」(例えば、机の天板の重量を支える)という意味の二つがあります。

4. これはなかなか、区分しにくいのですが、手順の機能構造を表す表現、ものの役割の機能の構造・構成を表す表現の関係があると考えると、わかりやすくなります。

5. また、同じ「・・を・・する」する言葉でも、手順とものの役割の二つをかねる場合も、例えば、勉強を開始するために、机の上に参考書をのせる、机の天板の重量を支える脇台の準備をする」のように、手順系の言葉の中に、何をの構造・構成系の言葉が混在することもがあります。

6. ここで、ものの役割の機能の「構造・構成」という言葉を使っているのは、構造とは、ものの、静的な構造を示す意味と、構成とは、ものの静的な構造を生かし、動かし、運用するための、静的な関係構造を、動的に動かし運用する手順・体制・構造・構成までを含んで意味していると解釈するとその詳細がわかりやすくなると思います。

7. 「新プロジェクト管理の方法」は、関係者の価値観あわせするところから入り、次に、「何を、の構造。構成」と「どのようにして、それを実現していくかの手順の構造・構成」を同時に組み合わせ、創り出していく方法だといえます。

ここで、「構造・構成」という言葉を使っている意味は、まず構造ありきであり、それを生かす体制、システムがそれぞれにあるという意味です。

8. ここでの、価値観あわせについては、新プロジェクト管理の方法のPMD手法をまず使い、次に、何をの構造・構成を創りだすための、「FBSテクニック」と、どのようにしての手順の「ステップリスト方法」を同時に使って参ります。

9. もっと詳しく言うと、FBSテクニックの最初の利用は、その課題名と、それで何をしようとしているのかのキーワード、もしくは必要最小限の形容詞、副詞をつけた基本機能表現を決めることです。
また同時に、ステップの最初の利用はその課題名や、ものの的確な機能を表すキーワードを明確にするための情報収集をするための第一情報収集の段階の手順を使います。
これらは、普通、われわれは、無意識にやっているわけです。この無意識の中身を同時に、見るようにしたのが「新プロジェクト管理の方法」です。

10. 更に脳の中の会話モデルで言うと、(参照:新プロジェクト管理の方法の中に出てくる挿話より)PMDで前後の脳の会話をして、価値の目的と手段の関係をすっきりしてから、

@ 計画図を完成するまでの、演繹、キーワード、帰納的なアプローチ、即ち、課題→キーワード→アイデア出しをする『(左脳(理論頭脳)から始まる左右の脳の会話)のFBSテクニック

A 計画図を完成するまでの、いろいろ考える作業のインプット、アウトプットを管理する『右脳(感覚、経験頭脳)から始まる右左の脳の会話』のステップリストの帰納アプローチ段階といわれる、第一情報収集から第2情報収集までの4つの段階、
を同時に使い、次に、

B 計画図が完成し、計画図の承認を得てから、その承認済みの計画図の絵を見ながら、製造図(これを詳細設計とも言う)を、計画図のイメージ構造で、確認し、イメージ→それは何をするものかの機能をキーワードで確認し→最終的な図面の製作とそのものの製作後の見直し作業をするFBSテクニックの後半の部分

C その手順の因果関係を、演繹的に誘導するステップリストの後半の段階的手順、即ち基本、詳細、実施、見直しの段階的手順(演繹アプローチの手順))を

を同時に使っていくことになります。

D 従って、この前半部分の思考形態と後半部分の思考形態を見ていくと、その切り替え目の接点、即ち、ステップリストの段階で言えば、第4段階の第2次情報収集から、第5段階目の基本段階に切り替える思考の形態の切り替え目が、非常に大切、重要な、思考形態の切り替え接点になることがわかります。

このあたりの、思考形態のイメージ図については、付録Pの「コンピューターと機械で自動化できない思考と作業の部分についての見解」を参照して下さい。

11.以上の、考え方と手順は、まだすっきりしていないIT関係のプロジェクト管理の世界ににも、共通して使える。考え方と手順です。

12.参考事項として、この考え方と、手順は、防衛庁の航空機の開発、宇宙開発事業団の総合情報システムの中の実務作業の中から新プロジェクト管理の考案者が纏め、実用化している方法です。

  その要約の一部は、既に航空宇宙工学便覧の1992版のA9章およびB2章に記載されています。


12.更に、参考となる前述の挿話に述べてあることの観点から、このあたりの思考プロセスの男女間の思考の癖の違いについて、現時点での見解を言うと次のようになります。

即ち、女性型の癖のある思考形態は、心の中では、A、@の順序であり、そのとき同じ時点の思考の進め方は男性型の癖のある思考形態は、心の中では、@、Aの順序ではないかと、思えて仕方がないのです。
女性は、ムードなどから入る帰納アプローチを期待し、
男性は彼女を得たいという、一心の演繹アプローチを期待していると思います。
このような関係で、世の中は、それぞれを補完しあっているのではないかと、見ることができるのではないでしょうか。

しかし、女性の方でも、この男性型の癖と女性の癖とここで、名付けている事柄の内容を、場面場面で、うまく、使い分けることのできる優れた女性の方も多く見受けられることを、ここで付け加えておきます。

しかし男性の方でその逆の、その癖の、同時使い分けができる方は少ないように思えるのですが、みななさん、どう感じられているでしょうか?

これは1つの仮説設定であり、これを研究するのが、新プロジェクト管理の方法による、心理学の研究課題になるかとも思えます。



このほかプロジェクトマネージメントとシステムエンジニアリングとの関係を述べたものに、下記のような文献があります。

但し、その説明はj上記の1〜11のなかで述べた内容と似たようなことがかかれており「コインの表裏の関係」(註1)とか「双子の兄弟として語られることが多い」(註2)という程度の説明しかなく、道言う風に統合手順として使うかの当を得た、説明はないい。

それを解決する方法としては「新プロジェクト管理の方法」の付録Iの「
造技法と管理技法をつなぐ自律的な統合手法」とその関連技法」が纏められている。

註1:
University college London の Defense Systems engineering Handbook に ”System Engineering & Project Managenet-two sides of same coin"  They shoud be taught together as tpart of the system engineering displine という解釈が1つの切り口を示しています

註2:非営利活動法人 プロジェクトマネージメント資格認定センター のP2Mガイドブック の概要版のだい3章より